幸運を呼ぶキス―愛を約束された町〈2〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
父が病死し、母が町を出ていったあと、エリーは気丈にも、一家の食料雑貨店を一人で切り盛りしていた。そんな彼女の心の支えは、兄とともに牧場を経営しているグレンだ。二人は、誰もが認めるいい友達同士だった。ある夜、父の思い出にひたっていたエリーのもとへグレンがやってきた。彼にやさしく慰められ、エリーは涙がとまらなくなってしまう。そのときだった、グレンがそっとキスをしたのは。彼のキスはすばらしかった。まるで恋人のキスのように…。それ以来、二人の仲はなんとなくぎくしゃくしてきて、しかも、女たらしで有名なウェストン家の末弟リチャードが、エリーに興味を示しはじめたから、グレンも穏やかではいられない。ダンスパーティの夜、エリーを奪い合って、二人の男は殴り合い寸前に。なにもかもあのキスから始まったんだわ。私とグレンの友情はいったいどうなってしまうの。
天使の眠る間に (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
自動車部品工場を経営するウェッブは、悩みを抱えていた。一年前に交通事故で妻を亡くし、残された娘はまだ一歳。祖母のカミーラは、幼い娘には母親が必要だと、毎晩のように花嫁候補を自宅に招いている。それに対抗するには、花嫁としてふさわしくない女性を、自分の婚約者と偽って祖母に紹介するしかない。ウェッブは、工場でアルバイトとして働くジェイニーに目をつけた。気が強くて男まさりで、絶対に祖母の気に入らないタイプだ。ウェッブはジェイニーを呼び出し、単刀直入に持ちかけた。「しばらくの間、僕と婚約するというのはどうだろう?」ジェイニーはあっけにとられたが、話を聞いて納得した。苦学生の身としては、報酬がたっぷりもらえるなら引き受けてもいい。二人の思惑が一致し、やがて偽りの婚約は実行に移された…。
追いついた初恋 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
男らしくて頼れる憧れの人。そんな彼の欠点は、私を妹のようにしか見ていないこと!建設会社を経営するライアンは、困りはてていた。会社の経理をしている妹が長期の海外旅行に出ることになり、仕事を友人のカリリーにゆだねるべく、自宅に呼び寄せたのだ。カリリーは、交通事故で亡くなったライアンの親友スティーヴンの妹だ。事故に責任を感じるライアンは、ずっと彼女の兄の役を務めてきた。当時かわいい少女だったカリリーは、今やすっかり大人の魅力をたたえた女性に成長していた。同じ会社で働き、同じ家で寝起きしたら、いったいどうなるだろう。ライアンの不安はつのるばかりだ。一方、ライアンに憧れつづけてきたカリリーは、その話に飛びついた。この機会に、彼に私を一人の女として見てもらおう。それにはまず…。カリリーは巧妙な作戦を練りはじめた。
星に祈りを (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
幼くして母を亡くしたアリシアは、父の愛を一身に受けて育った。その暮らしは、社長令嬢として何不自由のないものだった。だからこれまで、彼女には悩みなどまったくなかった。だが今は、婚約者のことがある。このまま彼と結婚していいものか?ゆっくり考えてみるために、ひとり南フランスまで来たのだ。間違っても、こんな傲慢で我慢ならない男に振りまわされるためではなかった。男の名はピアズ・モリソン。彼は、金持の娘に対する偏見を隠そうともしない。しかも、滞在するコテージが仕上がっていなかったばかりか、建築家のピアズと同居するはめになってしまった!ロンドンで訪ねた占星術師は、どうして何も教えてくれなかったの?アリシアは占星術師の言葉を、思い返してみる。たしか彼女は、こうも言っていた―乙女座に気をつけて…と。まさか、このピアズが乙女座でなければいいけれど…。
涙が乾くまで (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「エイミー、お願い、助けてほしいの!」それは、エイミーをつらい過去へと引き戻す声だった。二年前に別れた夫のマイケルが事故にあったことを、彼の姉が電話で知らせてきたのだ。記憶を失ってしまったから、しばらく面倒を見てほしいと。マイケルには二度と会いたくない。悲しみがよみがえるだけ。でも、困っている彼をほうっておくわけにはいかない。エイミーは揺れる心をかかえてマイケルのもとに駆けつけた。彼はエイミーを覚えていなかった。かつて愛した妻だというのに…。エイミーはマイケルの世話をするために、妻のふりをすることにした。二人の離婚のきっかけとなった悲劇を忘れてしまったマイケルは、以前の明るさにあふれ、エイミーを魅了する。また彼に恋をしてしまいそう…。でも、彼が記憶を取り戻したら?それは、あの悲劇がもう一度繰り返されることを意味していた。
ポーシャの二都物語 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「ホワイトフライアーズ不動産です」ポーシャはオフィスにかかってきた電話に答えた。「明日パリを発って、おたくの物件を見に行くつもりだ」声の主は男性でフランス人。ひどく横柄な感じがする。ポーシャはどの物件が見たいか尋ね、その返事に凍りついた。タレット・ハウスですって…?かつて彼女が住んでいた屋敷。不意に、屋敷のキッチンから立ち上る黒い煙が脳裏に浮かび、遠い昔に失われた、いまわしい事件の記憶の断片がよみがえる。そこはポーシャが、二度と足を踏み入れたくない場所だった。「もちろん、きみが一緒に来てくれるんだろうね?」このときからポーシャは、謎めいた男へと確実に近づいていった。彼もまた、その屋敷にまつわる出来事で、大きく人生を狂わされた一人だと知ることもなく…。
取り引きされた愛 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジョージーの人生はやっと順調になってきた。悲しみから立ち直り、今では仕事にも希望が持てる。しかし、親しくしている人の家のディナーに招かれたとき、ジョージーの身に大きな災難が振りかかった。客の中にジェッド・ロードがいたのだ。相変わらず、漆黒の髪と厳しい顔が謎めいた雰囲気を漂わせている。女性たちの目を釘付けにしながら、自らの離婚について平然と語りはじめたジェッドを見て、ジョージーはひどいパニックに陥った。彼女は半年前までジェッドの妻だったのだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モーティマー,キャロル
良きパートナーと四人の息子に恵まれ、マン島に在住。1978年にデビューした彼女がこれまでに執筆したロマンス小説は百冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
微笑みの報酬 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
マリーは、雑誌で取りあげられるほど名の知れた有能な世話係。その彼女に、ある資産家から破格の料金の仕事が舞いこんだ。彼の息子の世話をするのだという。ところが行ってみると、待っていたのは、想像していたような小さな子供ではなく、三十二歳の立派な大人、ニコスだった。しかも、息子を管理したがる父親に反発してデートクラブの女性を家に呼んでいたニコスにその女性と勘違いされ、いきなりキスまでされてしまったのだ!彼のキスはうっとりするほどすばらしかった。それまで情熱とは無縁に生きてきたマリーは仰天した。この情熱についてもっと知りたい。そして、いがみ合う父子の間に温かい感情を取り戻させたい。そんな思いに促され、マリーはニコスのナニーとして働くことに決めた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マカリスター,アン
カリフォルニア生まれ。夏には地元のビーチで泳いだり、サーフィンやバレーボールをして育つ。大学の図書館に勤めていたとき生涯の伴侶と出会い、現在は4人の子供とともにアメリカ中西部に暮らす。教師や新聞社の原稿整理、教会の説教の代筆などを経て小説の執筆に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
幸運を呼ぶキス―愛を約束された町〈2〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
父が病死し、母が町を出ていったあと、エリーは気丈にも、一家の食料雑貨店を一人で切り盛りしていた。そんな彼女の心の支えは、兄とともに牧場を経営しているグレンだ。二人は、誰もが認めるいい友達同士だった。ある夜、父の思い出にひたっていたエリーのもとへグレンがやってきた。彼にやさしく慰められ、エリーは涙がとまらなくなってしまう。そのときだった、グレンがそっとキスをしたのは。彼のキスはすばらしかった。まるで恋人のキスのように…。それ以来、二人の仲はなんとなくぎくしゃくしてきて、しかも、女たらしで有名なウェストン家の末弟リチャードが、エリーに興味を示しはじめたから、グレンも穏やかではいられない。ダンスパーティの夜、エリーを奪い合って、二人の男は殴り合い寸前に。なにもかもあのキスから始まったんだわ。私とグレンの友情はいったいどうなってしまうの。
花嫁のためらい (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
私はただの田舎娘。名家にふさわしいレディにはなれない。どうしてニック・メリックが私にメッセージを?一日の重労働を終えて帰宅したとき、コリーは留守番電話に残された厳しい声にわれを失った。大至急連絡してほしいという。数年前の屈辱的な出来事がコリーの胸にありありとよみがえる。「きみのような女性は名家の花嫁としてふさわしくない!」ひそかに憧れていた男性に面と向かって言われ、コリーの心はずたずたに引き裂かれたのだった。連絡を取ることにためらいをおぼえているうち、険しい表情を浮かべたニックが突然コリーの家に現れた。
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